耐震診断
積雪1mで屋根にかかる重量は300kg／㎡です。
あなたの家は、積雪時の地震に耐えられますか？
まず潰れないこと、これが第一です。
耐震について考える
あなたの家は大丈夫ですか？
地震対策は三つの方法が有ります。
当社は、制震・免震には触れません。何故ならば、当地方は高層ビルは少なく、また 中・低層ビルはほとんど公共建築物で有り、管理者は地方公共団体等で有ります。 よって、当社は一般住宅等の耐震性能向上に目的を定めます。
建物によっては、重要度係数より1.0・1.25・1.5の数値が要求されます。
潰れない事により人的な被害が少なくなり、火災の発生が少なくなりますが、1.25・1.5 であっても類焼の被害は発生します。（第一目的は、潰れずに人が逃げる事が出来る事）
※大地震：（震度7、マグニチュード7.9）
一般住宅に1.25・1.5は必要でしょうか？
髙吉建設は不要と考えます。
何故ならば、阪神淡路大震災の際は瓦屋根状の頭部重量の大きなものが倒れ、また炊 事時の火が原因にて二重の被害になっております。（きちんとした鉄筋コンクリート造等の 耐火構造で有れば別ですが、これとて類焼にて表面に障害を受けます。）
幸い当地は瓦屋根は散見する程度ですが､冬期には積雪が1m余りに及ぶ時が有ります。 新建築基準法は、震度階級は関東大震災クラス、積雪は1m（300㎏/㎡･木造の場合）、 風速は30m/秒（秋田県の内、主に内陸部）と非常に大きな数値を要求しておりますが、 積雪と風速の条件は稀ではなく、冬期は恒常的に存在します。この状態に、日本海中部 地震（震度5､マグニチュード7.7）クラスが発生した場合の被害（内陸部）は、多大なるもの と考えます。阪神淡路大震災は１月でした。当地の積雪・季節風の要因を鑑みた場合、 震災対策は必要不可欠です。まずは潰れない事、これが第一です。
下に、現法の判定基準を表します。等級2・3は不要と考えますが、少なくても不適合は 出さない様にする事が肝要です。
当社は創業から100年以上の歴史があります。事業内容は土木・建築の工事、道路の 維持管理と多岐に亘りますが、現事業と相まって木造住宅等の耐震化も事業内容に加え ますので、住環境に不安等持つ方、ご一報下さい。
